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道州制Cafe塾

第15回Cafe塾

第1部 テ ー マ :各政党の描く地方分権の明日、道州制への考え方
        〜自民党編〜 松浪健太 自民党衆議院議員

  講師 / 松浪健太 自民党衆議院議員

各政党の道州制、地方分権への考えの違いを考察する。各党から講演者を招致する、その第三弾、自民党です。

講師経歴:現衆院議員(大阪第10区選出)39歳。平成9年 早稲田大学商学部卒業 、 産経新聞社 社会部記者、平成14年10月 衆議院議員 初当選。安倍内閣において厚生労働大臣政務官、福田内閣において厚生労働大臣政務官留任、福田改造内閣において内閣府大臣政務官。 麻生内閣において内閣府大臣政務官。第45回衆議院総選挙にて3期目。

第2部 シンポジュウム:道州制で市民生活はどう変わる?

江口克彦みんなの党最高顧問パネラー:松浪健太 衆議院議員(自民党)
     江口克彦 参議院議員(みんなの党)
     坂本充 新生燦都代表(元大阪府会議員)
     高松義直 関西州ねっとわーくの会代表

コーディネーター:小倉暁 Cafe塾塾長

江口克彦みんなの党最高顧問関西州ねっとわーくの会代表 高松義直坂本充新生燦都代表
左から、江口克彦議員、高松義直代表、坂本充 新生燦都代表

第15回カフェ塾 報告

第15回Cafe塾開催風景去る3月13日(日)「関西州ねっとわーくの会」主催、第15回道州制カフェ塾が高槻市民会館で行われました。今回は「各党の描く~地方分権・地域主権の明日」シリーズの第3弾として自民党の松浪健太衆議院議員をお招きしました。

東北地方での大震災にもかかわらず200名以上の参加があり、カフェ塾としては最大規模の開催となりました。200名の参加者のほとんどは松浪議員の後援者の方々ということもあり、「ねっとわーくの会」としては、市民団体主催の道州制講演会・シンポジウムという枠組みを崩さず、誰もが参加できる会にしようということで腐心してきたところです。

実は、今回のカフェ塾では初めての試みとして複数ゲストによる「シンポジウム」も行いました。松浪議員と共に超党派の「道州制懇話会」を立ち上げられた「みんなの党」最高顧問の江口克彦参議院議員にも討論に参加いただきました。関西広域連合をめぐる評価ではネガティブ評価の松浪議員とニュートラル評価の江口議員というような違いはありましたが、ふくらみのある話になったのではないかと思います。また市民団体からのゲストとしては元大阪府会議員で独自に道州制人材養成塾を主催されている坂本充さんにも討論に参加いただきました。これからの関西の道州制運動の一つのかたちが見えてきたようにも思います。関西州ねっとわーくの会では、複数の市民団体・経済団体・教育団体・労働団体、行政・地方議員・国会議員が一堂に会し、関西の未来を決めていく草の根住民参加の「関西州サイバー議会」の立ち上げを構想しています。 関西広域連合が行政事務組合=団体自治の色彩が濃いのに比べ、関西州サイバー議会はまさしく民主主義の再興と住民自治を担います。「国の出先機関」の受け皿ができるのと、関西州の住民自治の受け皿ができるのとはわけが違います。そこを担っていこうと考えています。坂本さんのグループとの共同作業の意味はここにあります。是非かたちにしていきたいと思います。マスコミ取材が入った会場の風景

また今回は初めてマスコミの取材が入りました。23日、朝日放送夕方 (午後4:50~) の「newsゆう+」で関西広域連合奈良不参加の問題とこのシンポジウムが報道される予定です (あくまでも予定ですが)。これを機会に多くの方に道州制に関心をもってもらえるのではないかと期待しています。  ( ※2011年3月18日執筆 )


講演 レジメ … 
講演レジュメ PDF

 

第12回 Cafe塾に寄せて

小倉 塾長ところで、3月11日に東北地方で未曽有の規模の大震災がありました。この報告を書いていますのは、20日ですが、被災者支援も復旧もさらに原発損傷の安定化も何一つ軌道に乗っていません。まず、被災されました皆様には心よりのお見舞いと、犠牲となられた方々、ご遺族の皆様に慎んでお悔やみを申し上げる次第です。 地震・津波・原発の災害が巨大かつ広域に、複合的に東北地方をみまい、電源破壊の影響は首都圏にも及んでいます。「広域的」「複合的」「基盤的=インフラ」破壊は同時に、復興もまたそうでなければならないということであり、中心に来るのは人の絆だと思います。

それにしても、政府に対する不信が増すばかりです。とりわけ危機管理の分野において中央集権の機能不全が露呈したといえるでしょう。東京電力・原子力保安院・内閣官房長官の三者による「大本営発表」は簡明さと迅速性を欠き、混乱を印象付けました。明確な危機管理・対処方針を伝達しないと無用な不信と不安をあおるだけです。こんな時は一人の指導者に情報と権限を集中させ、危機対策の一元化と対策方針が見える形にしなければなりません。でないと人は有効な行動を起こせないのです。もちろん、事前に危機管理スキームが確立していなければならないですが、それでも不測の事態は生じます。

課題を列挙し、その課題ごとに迅速に対策をまとめ、「本部」において全体の対策の整合性と優先順位を決め、即実行する。この「本部」は、中央組織の連絡事務所ではなく、本部を構成するのは、現場と資源機能でなければならい。本部は現場の地方組織・自治体の動きを統括し、支援する組織であるから、中央において支援のための人的・物的資源を明確にし、問題が起こっている現場に効果的にその資源を投入するとともに、支援活動と支援要請のための広報活動を一元管理し、流言飛語・風評を抑えなければならないのです。

大規模災害は「有事」と同じ国難です。事態の初期認識、前線での情勢把握・指揮所の設置、救命・救援・防衛・広報・対外協力体制の構築・終息へ向けた資源投入と全体作戦の立案と実行、こうした一連の組織の運動が中央管理ということだが、官僚的無責任、保身・無統制な行動・手続きはできても本来の「中央集権」さえできないということかと、愕然とする思いです。原子力は必要だと思います。ただし、現在のような安全思想・危機管理体制下ではあまりにも危険です。このままでは電源不足を耐え忍ぶしかありません。

だから、その復興が「広域的」「複合的」「基盤的」、「地域共同国家的」になったときには、日本の未来がはっきり見えてくるようにも思えます。

2011年3月18日執筆